ISACA東京支部会員各位
2017年度よりISACA資格(CISA,CISM,CGEIT,CRISC)の試験実施方法が大幅に変更されることになりました。以下にその概要を解説しますので、来年度に受験を計画されている方はぜひご一読ください。
【CBT(Computer-Based
Testing) 制度の導入】
2017年度からはCBT(Computer-Based
Testing)制度が導入されることになりました。これまでのペーパーテスト形式とは異なり、CBTではコンピュータから試験問題が出題されます。受験者は指示された認定試験センターへ赴き、コンピュータと向き合うかたちで問題を解いていきます。試験実施が自動化されたため、今後は合否結果が試験直後に受験者に提示されます。これにより、合否結果の待ち時間が大幅に短縮されることになりました。受験機会は年に3回用意されます。各回において2カ月の受験期間(ウインドウ)が設定されますので、受験者はウインドウ期間の中から都合の良い日を受験日として選択することが可能です。受験者側から試験日を指定できるようになりましたので、それぞれの学習計画に柔軟性が生まれることも期待されます。
【CBT対象地域】
2016年11月時点において、東京と大阪がCBT実施対象地域となっています。
名古屋と福岡は従来通りのペーパーテストを予定しています。
CBT対象地域の詳細につきましては、国際本部HPの以下のリンクをご参照ください。(適宜更新されています。)
http://www.isaca.org/CERTIFICATION/Pages/Exam-Locations.aspx
【2017年度CBT試験期間】
2017年度CBT試験期間につきましては、以下をご参照ください。
|
ウインドウ1 |
ウインドウ2 |
ウインドウ3 |
試験期間: |
2017年5月1日〜6月30日 |
2017年8月1日〜9月30日 |
2017年11月1日〜12月31日 |
申込開始日: |
2016年11月15日 |
2017年5月1日 |
2017年8月1日 |
早期割引締め切り日: |
2017年2月28日 |
2017年6月30日 |
2017年9月30日 |
最終締め切り日: |
2017年6月23日 |
2017年9月22日 |
2017年12月20日 |
(注)
一つの試験期間において、同じ試験種目を複数回受験することはできません。ただし、
一つの試験期間において、複数の異なる試験種目の受験は可能です。(例えばCISAとCISM)
(*) 試験期間の詳細については、2017 ISACA
Exam Candidate Information Guide(最終項【詳細について】を参照)の5ページをご確認ください。
【受験者説明会】
東京支部では2017年2月と5月に受験者説明会を行う予定です。日程は別途お知らせ致します
【詳細について】
国際本部より2017年度試験のガイドライン(2017 ISACA
Exam Candidate Information Guide)が発表されました。CBT制度の詳細については、国際本部HPの以下のリンクをご参照ください。(2016年11月時点においては英語版ドキュメントのみです。今後、日本語版も提供予定です。)
http://www.isaca.org/Certification/Pages/Candidates-Guide-for-Exams.aspx
最後に、2017年度試験に関しましては以下の点についてもぜひお知りおきください。
· すべての試験種目において、試験問題数が150問になりました。
· 試験時間は従来通りの4時間で変更はありません。
· 試験の形式は4つの選択肢を選ぶ方式で従来と変わりありません。
· ドメイン内容が更新された試験種目もあります。2017 ISACA
Exam Candidate Information Guide 4ページでご確認ください。
· CISMの日本語試験は従来6月のみでしたが、CBT導入により年3回となりました。
· 認定試験センターに関する情報は、今後明らかになり次第、追って連絡いたします。
以上